156 社員旅行の復活
寒い2月末、社員旅行に行ってきました。
17年ぶりに復活です。
平成18年、数年ごとの慣例行事だった社員旅行を廃止しました。
理由は、個人主義による参加人数の減少、リーマンショックなどで経費削減を余儀なくされたこと。
時代の流れに逆らえず、慣例の社員旅行はキレイさっぱり姿を消しました。
しかし、廃止から10年が経った昨秋。
社長から「社員旅行に行こう」との提案がありました。
来期は会社設立50年という絶妙のタイミング。
トップの鶴の一声で、幹事は手探り状態の中で旅行準備に動きました。
何しろ17年間、社員旅行をしていないので、何もわからない。
社員に行先アンケートをしたり、旅行会社を決めたり、参加者を募ったり・・・
アンケートで決まった行先は、「南紀白浜アドベンチャーワールド&吉本新喜劇」
2月という真冬に、南国ムード満点の南紀白浜をチョイスするセンスは月並みじゃないと思いませんか。
全額会社負担ですが、自由参加なので、あいにく社員全員が参加とはいきませんでした。
でも、社員の中にはお子様連れも。
旅行会社と打ち合わせをしながら、徐々に詳細も決まり、「旅のしおり」も作りました。
制作者は、飽き性で凝り性なのですが、「凝り」の部分が発揮されたようです。
旅行数日前には、買い出しへ。
ビールは5ケース。これでも少ないと、酒飲み連中は言うけど、結構な量ですよね。
お菓子は人数分の詰め合わせを用意。
胃薬、頭痛薬、酔い止め薬なども用意して、準備万端。
旅行当日、2/25の朝。
旅行参加者はインフルエンザにも風邪にも罹らず、遅刻者もなく、34人全員が集合。
大型バスに乗り込み、酒飲みエリア、飲まないエリアと座席を分けて、出発!
和気あいあいとした雰囲気。
最初「ビール~」と声掛けしていた社員たちでしたが・・・
そのうち、ビール缶をカチャカチャ音を立てて合図するシステムに。
缶の音がしたら、せっせせっせとビール運びをする幹事や添乗員さんでした。
まるで、パブロフの犬みたい。
淡路サービスエリアで、添乗員さんとバスガイドさんと記念写真。
旅行会社JTBの添乗員さんは、まぁ~るい風貌通り、温厚で安心感バツグン。
常に、慣れない幹事の傍にいてくれて、アドバイスをくれたり、軌道修正してくれたり、真摯な姿勢でしっかりと支えて下さいました。
そして、バスガイドさんはとても綺麗な方で、男性社員は大喜び。
綺麗なだけじゃなく、豊富な知識と巧みな話術と進行で、車内を大いに盛り上げて下さいました。
運転手さんは安全運転で滑るような走り。運転に安定感と優しさを感じました。
添乗員さん、バスガイドさん、運転手さんのお三方はプロの仕事で、私たちの旅行をサポートして下さいました。感謝。
ビールの空き缶が山のようになり、それに比例して、トイレ休憩も増えたせいでしょうか、予定から30分ほど遅れて、黒潮市場に到着。
さばきたてのマグロの刺身。美味しく頂きました。
でも、マグロを食べて、歯が取れた社員は、口を開けて笑えないよ~と言ってました。かわいそうに。
大人になっても偏食が治らず、魚や生ものが食べられない社員には、特別メニューを用意です。
至れり尽くせりですよね。
食後は、買い物したり、マグロ解体ショーを見たり、いろいろ試食したり。
叩くと縁起が良くなる太鼓があって、誠二さんは、地元の獅子舞での太鼓を披露。
あまりの上手さに聴衆から拍手喝采を浴びていました。
昨年6月に勇退した誠二さんですが、社長や社員からの要望があり、今回の旅行に参加してくれました。
ちゃっかり美人のバスガイドさんとツーショット。
バスから羨ましそうに見ている社員も・・・
2月にしては暖かな日。
おじさんとアイスクリームってミスマッチだけど、旅行先だから違和感ないのかな。でも、かわいくはないですね。
黒潮市場を出発して、初日の目的のアドベンチャーワールドと白浜観光へ。
この続きは次回のブログにて。
2017/03/04 10:18 AM