160 お孫さんと一緒に
67歳で退職したMさん。
先日、お孫さんを連れて挨拶に来ました。
伏見樹脂の継続雇用制度は、希望者全員に65歳までの雇用を保証しています。
Mさんは、定年退職から7年間在籍して会社に貢献して下さいました。
5年間の継続雇用が終了した時点で、会社から雇用の延長をお願いしたのです。
このことでも、Mさんが優秀な人材だったことがわかります。
知識や経験が豊かで、原料管理のエキスパート。
責任感が強く、冷静で、物事に流されることがなく・・・
厳しさに中に許容の心と協調性を持ち合わせ、若手社員の見本になる人材でした。
しかし、67歳という年齢もあって体力の限界を感じていたのでしょう。
Mさんから「そろそろ・・・」という話もあり・・・
また、いつまでもMさんに頼っていてはいけないという会社の思いもあり・・・
原料管理の後継者にとっても独り立ちしていく機会だと判断し・・・
Mさんの意向を尊重しました。
Mさんは、毎日、お孫さんと過ごしているそうです。
「孫を見るのは体力がいるな~」と笑っていました。
二人のお孫さんがとてもキュートで。
あまりの可愛さに、私はチョコレートやガムを貢いでしまいましたよ。
お菓子のおかげでしょうか、短時間で懐いてくれて・・・
春休みに、「おじいちゃんやおかあさんたちと富士山とディズニーランドに行く!」と嬉しそうに教えてくれました。
お菓子の力は侮れない。
Mさんとお孫さん、生産管理のYさんと。
Yさんは、Mさんから仕事のノウハウを教わった一人です。
あ、そうそう。
毎年、春になると、Mさんは茎わかめを大量にお裾分けしてくれました。
海に入って取ってくるそうです。
伏見樹脂の春の風物詩でした。
スーパーで茎わかめを見るたびにMさんを思い出すかもしれないなぁ。
お孫さんと一緒のMさんは、穏やかな優しいおじいちゃんの顔をしていました。
Mさん、長い間、伏見樹脂のために頑張って下さり、ありがとうございました。
第二の人生、身体に気を付けて、楽しんでくださいね。
2017/03/29 1:00 PM