173 災害時訓練

突然の自然災害や事故災害はいつ起こるかわかりません。
予測が不可能です。
パニックになったり、慌てたり、興奮したり、平常心を失ったり、平静でいることは難しいのではないでしょうか。
だからこそ、もしものときのために、普段の生活の中で、災害が起こったときの行動をシミュレーションすることが必要なのです。繰り返し、繰り返し。

伏見樹脂では、地震が発生したという状況での避難訓練を行いました。
避難経路はあらかじめ周知しています。
火の始末を確認して、落下物などの危険を回避し、安全に、迅速に、集合場所まで避難する訓練です。

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集合して、点呼した後、避難訓練の責任者Bさんからの指摘事項を聞きました。
災害が起こったという危機感がまったくない、避難する姿に真剣さがないとの指摘でした。
自分の命を守る気持ちが行動に表れていないとのこと。
耳に痛い言葉でしたが、本当にその通りだと思いました。
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社員の心の中に・・・
どうぜ訓練だからとか、真面目に取り組むのが恥ずかしいとか、面倒くさいとか。
そんな後ろ向きの気持ちが、ダラダラとした行動に表れたのです。

災害はいつ起こるかわからない。
今、この瞬間にも、自分の身に災いが降りかかってくるかもしれない。
心の余裕など吹っ飛んでしまう状態で、自分の命を守るにはどうしたら良いのか。
自然災害の前では非力な人間だからこそ、「生きる」ことの執着は忘れないでおこうと思います。

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